2012年6月30日土曜日

氷室饅頭


月のきれいな夜でした。
ヒムロック(氷室饅頭)を食べました。
兼六園下は中島さんとこの氷室饅頭。大家さん提供。



氷室とはその名の通り、雪を貯める場所のことを指します。
冬の間に雪を貯めておき、暖かくなった頃にそれらを室から出し使っていたそうです。
冷蔵庫の無い時代には氷は非常に貴重なものだったので、加賀前田家では7月1日に氷室から氷を江戸の将軍に献上していたようです。
この日は庶民も、寒の中で育った穀物を食べると病気にならないという事で、饅頭を食べる風習が根付いたそう。

まるですべてを知っているかのようにすらすらと書いていますが、私もたった今知りました。

という事で、氷室饅頭は毎年7月1日に石川県で食べられている、無病息災を願う縁起菓子です。
お酒の香りが鼻を抜けて何個でも食べられる美味なおまんじゅうなのです。

さて、今年の梅雨は珍しくお天気続き。
しかし明日からようやく、ぐずついた空模様になるとのこと。
7月の終わり近くまで髪が膨張する日々が続くと思ったら、本当にやりきれません。
今日もすでにセンサーが反応しています。こんな所だけ先取り。


早く陽気な夏がやってきますように。




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